演劇プロデュース『螺旋階段』第29回公演
『廻る座椅子で夢を見る」作・演出 緑慎一郎
録画した動画を配信致します。
あらすじ
2020年初夏。梅田鞠子は自宅に引きこもっていた。
コロナやらオリンピックやらがあったりなかったりした年。そこに年金事務所から父・梅田真司郎の所在確認に嶋本浩太がやってきた。
1998年初夏。世の中はビデオからDVDにメディアは移行をし始めていた。
1991年頃から始まったバブル崩壊による不況の煽りを受けて親会社の山一山建設会社が倒産した。
孫請けの梅田土木会社も多額の負債金を抱えてドミノ式に倒産。真司郎は家族を抱えて無職となった。
母の茉優は働く父に毎日弁当を作っていた。三女の鞠子は就職もできずにフリーターとして実家生活を送っていた。
次女の敏子は大学を卒業して一流企業へ就職していた。父は会社が傾いていたこと、倒産したことを家族に告げられずにいた。
そこに高校卒業から実家を出て行っていた長女恵子が帰ってきた。恵子は素性の知れない男を連れていた。
恵子は家族の為にと裏ビデオをDVDに焼いて販売するネット通販事業をやり始めた。困惑する家族と座椅子に座る父。
2020年初夏。梅田鞠子は自宅に引きこもっていた。鞠子は嶋本浩太に家族のことを話し始めた。
日時
6月25日(金) 18:30
6月26日(土) 13:00/18:00
6月27日(日) 13:00
会場
神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI
キャスト
緑慎一郎、露木幹也、田代真佐美、根本健
岡本みゆき(ミユキーズ)、竹内もみ(劇団スクランブル)、木村衣織(チリアクターズ)、影島沙絵(チリアクターズ)、須藤旭、市原一平(G/9プロジェクト事務所/わるぢえ/北口改札)
スタッフ
【舞台監督】渡邊歩(株式会社RESON)
【音響】 上妻圭志(S.S.E.D.)
【照明】 江見千尋
【舞台美術】奈良花美
【制作】 田代真佐美/山下那津子
お問合せ info@rasen-k.com