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人はみな、何事においても、初心者である状態を経験する。しかしその端的で至極当然な事実は、えてして忘れ去られがちである。ゆえに我々は恐れる——失敗したらどうしよう;笑われるのは嫌だ;だったらやらないほうがいいかも。しかもそれは、大人になればなるほど強く頻繁に生じるものである!
「まずやってみればいいじゃない。やってみなきゃなにもわからないし、失敗したことから学んでみんな上手くできるようになっていくんだよ」そんなことはわかっているのだ、わかっているのだよワトソンくん。しかしそれでも一歩踏み出せないのが、大人という弱っちいいきものでござい……。
ドがつく素人であるにもかかわらず小屋を建てた本屋lighthouse・関口と、どんな場所でもひとり芝居を始めてしまうほんの入り口・服部が、悩めるみなさまからの疑問や質問に答え、「とにかく入ってしまいましょう」とそそのかす……いや、背中を押す2時間を予定しています。なにか始めたいことがある(けど始め方がわからない/ビビってしまっている)みなさんのご来場をお待ちしております。しかし当日、いちばんビビっているのは私たちです。背中を押してください。
登壇者:服部健太郎(ほんの入り口)、関口竜平(本屋lighthouse)
日時:2023年12月18日(月) 18:00〜20:00
会場:ほんの入り口 *近鉄奈良駅、JR奈良駅より徒歩約10分 〒630-8258 奈良県奈良市船橋町1番地
定員:店内20名/配信無制限
参加費:店内1500円/配信1000円
申込方法:店内参加→ほんの入口さんへ申し込み(hon.iriguchi@gmail.com)/配信参加→ツイキャスにて申し込み
支払い方法:店内参加→イベント当日、ほんの入り口にてお支払い/配信参加→ツイキャスにてチケットを購入してもらいます
配信について:リアルタイム/アーカイブ(録画)ともにツイキャスを利用します。アーカイブはイベント日より2週間後まで視聴可能です(詳細はツイキャスのチケット購入ページにて)。
*情報保障について:当日リアルタイムでの情報保障が難しいため、後日「文字起こし&編集を施した記事」にして販売します。こちらは文字情報のみで、500円での販売を予定しています。
服部健太郎(ほんの入り口)
1978年横浜生まれ。20代を書店バイトと演劇に費やす。2011年奈良に移住、2022年まで大阪の書店勤務。2023年奈良市にて、本屋「ほんの入り口」をひらく。ライフワークは長谷川書店水無瀬駅前店でのひとり芝居。
関口竜平(本屋lighthouse)
1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。